デニムジャケットのコーデ術を徹底解説!メンズファッションの定番だからこそ正解を
2023/11/29
メンズファッションの定番アウターとして活躍する「デニムジャケット」。
アメカジやワークスタイルでもよく使われるアイテムですが、なかには垢抜けないコーデになってしまうメンズも・・
そこで今回は、メンズのデニムジャケットをカッコよく着こなすポイントや、デニムジャケットを使ったコーデ例をたっぷり紹介します!
デニムジャケットをおしゃれに着こなしたいメンズは必見です!
メンズのデニムジャケットの着こなし方ポイント
早速、メンズのデニムジャケットをおしゃれに着こなすポイントを見ていきましょう!
ちょっとした着こなしのポイントやコツを知っておくと、男らしいタフさと味のある大人のメンズコーデに仕上がりますよ!
デニムジャケットのサイズは
ジャストサイズのデニムジャケットはきれいめコーデに
デニムジャケットを着こなす上で、大きな要素となるのが「サイズ感」です。
もともと作業着として使われていたデニムジャケットですが、体型ぴったりなジャストサイズを選ぶと、きれいめコーデに格上げ。
着丈が少し短めのデニムジャケットは、あえて裾を出してレイヤードを楽しむのもよいですね!
オーバーサイズだとストリートな着こなしに
オーバーサイズのデニムジャケットは、ストリートな着こなしを楽しみたいメンズにおすすめです。
さらに、ゆったりとしたシルエットはトレンド感があるので、羽織るだけで”イマドキ”な着こなしに!
オーバーサイズのデニムジャケットは、どんなインナーとも合わせやすいので、インナー選びに悩まなくてよいところも◎
デニムジャケットのカラー
インディゴデニムジャケット
デニムにもさまざまな青系のカラーがありますが、もっとも定番といえるのがインディゴデニムでしょう。
インディゴデニムは「藍」で染めたデニムのことで、濃い青色の風合いを楽しめるのが大きな特徴。経年変化で薄くなるのも楽しめます!
サイズ感やシルエットによって楽しみ方はさまざまですが、ブラック系のアイテムと合わせると落ち着いた印象に仕上がります。
グレーデニムジャケット
大人っぽいメンズコーデにも使いやすいのが、こちらのグレーデニムジャケットです。
白や黒などのモノトーンにはもちろん、くすみカラー系との相性も抜群!
ストリート系〜きれいめ系まで幅広く使えて、深みのあるメンズの雰囲気を演出してくれるカラーとなっています。
ライトインディゴデニムジャケット
先ほど紹介した、インディゴブルーを明るい色にしたのがライトインディゴです。
濃いめのインディゴブルーと比較すると、明るくてカジュアルな雰囲気のデニムジャケットになります。
インディゴデニムよりも軽い印象になるので、春夏のメンズコーデにも使いやすいカラーですね!
ブルーデニムジャケット
ラフ感とトラッドさを両立しているのが、こちらのブルーデニムジャケットです。
明るすぎないブルーデニムは、どんなアイテムとも合わせやすいので、1枚持っておくと着回しがきいて◎
オーバーサイズでも子供っぽくなりすぎず、全身の色のバランスが取りやすいカラーとなっています。
デニムジャケットをおしゃれコーデにするコツ
デニムジャケットは定番アイテムゆえに、軽く着こなせそうな気がしますよね。
しかし、実際に合わせてみると「なんか違う・・」と感じるメンズも多いはず。
そこでデニムジャケットをコーデに使うときは、いくつかのコツをおさえておきましょう!
次の4つのコツをおさえるだけで、ちょいダサなデニムジャケットコーデをおしゃれに格上げできるんです!
インナーの色を差し色にする
1つ目のコツは、インナーの色に「差し色」をもってくることです。
デニムジャケットはカラーによって雰囲気がまったく変わるので、とくに暗めには明るい色のインナーが◎
さりげなく見えるインナーを差し色にすることで重たくなりすぎず、簡単におしゃれなメンズコーデになりますよ!
オーバーサイズのデニムジャケットにスキニーパンツを合わせる
オーバーサイズのデニムジャケットと相性がよいのが、細身のパンツです。
スキニーパンツは、おしゃれなシルエットの大原則ともいえる「Yシルエット」が簡単に作れる優秀アイテム。
オーバーサイズで上半身にボリュームを出したら、ボトムスはスキニーパンツですっきりさせると、バランスのよいデニムジャケットコーデになります。
デニムジャケットにパーカーをレイヤードする
デニムジャケットを使ったメンズコーデにこなれ感を出すなら、パーカーとのレイヤードもおすすめです。
パーカーとレイヤードする時のデニムジャケットは、オーバーサイズを選ぶのが正解。
パーカーの上にデニムジャケットを羽織ったら、フードは外にきれいに出しておきましょう。
首元がだらしないと、全身がだらしなく見えてしまうので注意してくださいね!
デニムジャケットにシャツを合わせる
タフな印象のデニムジャケットは、意外にもクールなシャツとの相性も良好なんです。
きれいめシャツやカジュアル系のシャツなど、合わせるシャツの種類によって雰囲気がガラリと変わるのも、デニムジャケットの面白いところ。
TシャツやロンTとのレイヤードとは一味違う楽しみ方ができるので、コーデにアクセントをつけたい時にもおすすめのスタイルです。
ジャケットにデニムを合わせるデニム・オン・デニムコーデはすストリートスタイルにかかせない
メンズの皆さんは、「デニム・オン・デニム」という言葉を聞いたことがありますか?
ここでは、メンズのストリートスタイルに欠かせない、デニム・オン・デニムについて詳しく紹介します!
デニムジャケットをつかったデニム・オン・デニムのセットアップスタイルとは?
「デニム・オン・デニム」とは、ジャケットとパンツの両方にデニムを合わせる”オールデニム”なスタイルのことです。
もっとも簡単な例でいうと、デニムジャケット×ジーンズ(デニムパンツ)を組み合わせること。
デニム・オン・デニムは、武骨でタフな印象を作り上げられるスタイルとして、おしゃれ上級者にも人気のスタイルなんです。
ただ単に「上下デニムで揃えれば良いんでしょ?」と思うメンズもいるかもしれませんが、あなどるなかれ!
実際に上下デニムで揃えてみると、意外とうまくいかなかったり難しかったりするもの。
デニム・オン・デニムのセットアップスタイルを成功させるには、サイズ感や配色など、ちょっとしたコツが必要なんです。
デニムジャケットをつかったデニム・オン・デニムのセットアップスタイルのメリット
統一感が出てスタイリッシュ
デニムジャケットを使った「デニム・オン・デニムのセットアップスタイル」のメリットはさまざまありますが、統一感が出るのは大きなポイントといえます。
上下を同じ素材で合わせると失敗しづらくなりますし、デニムの風合いと雰囲気がスタイリッシュさをプラスしてくれます。
さらに上級者になるとジャケットの上にコートを羽織ったりして、変化をつけてみるのもよいですね!
デニムがベースなのでインナーがなんでも合わせやすい
いろんなインナーが合わせやすいのも、デニム・オン・デニムのメリットの1つです。
セットアップコーデに使われる素材には、相性のよいインナーが限定されるものもありますが、デニム・オン・デニムはベースがデニムなので基本はなんでもOK!
目立たないインナーならデニムジャケットが主役になってくれますし、派手めなインナーならアクセントになってくれます。
デニム・オン・デニムのセットアップは1年で使える期間が長いので、インナーの厚みや素材を変えて長く楽しめるところも◎
色の濃淡の変化によって着こなしをアレンジできる
デニム・オン・デニムのセットアップは、必ずしも同じ濃さのデニムを合わせる必要はありません。
デニムの色の濃淡で遊び心を感じさせると、よりおしゃれ感がアップします。
たとえば「デニムジャケットは暗め、デニムパンツを明るめ」のように色に変化をつけて着こなしをアレンジするのもGood。
新しいデニムパンツを購入する際は、デニムジャケットとの色合いも考慮しておくと使いやすくなりますよ!
デニムジャケットをつかったデニム・オン・デニムセットアップをおしゃれに着こなすコツ
上記で紹介したように、デニムオンデニムにはさまざまなメリットがあります。
しかし上下にデニムを合わせるとなれば、ダサさと紙一重になってしまうのも事実です・・
そこで、デニムジャケットを使ったデニム・オン・デニムのセットアップコーデをおしゃれに着こなすコツとして、次の2つのポイントをおさえておきましょう!
「リジッド系デニム」が基本スタイル
リジット系デニムとは、洗い加工がされておらず糊つきの状態のデニムのことです。
そもそも“リジット”という言葉には「固い、硬直した」などの意味があり、デニムでは防縮加工をしないノンウォッシュデニムのことを指します。
新品は糊がつけられた状態なので、穿いたり洗濯したりすることで、サイズ感や色味、風合いなど、さまざまな変化を楽しむことができます。
リジッド系デニムは初心者でも合わせやすいコーデになるので、基本スタイルにしておきましょう。
抜染デニムはインパクトのある映えコーデに
「抜染」とは、無地の布に色を抜く薬品を入れた型をおいて、その部分の地色を白く抜いて染める染色技法のことです。
全体の中から一部の色を抜くため周りとの違和感がなく、模様のバリエーションも豊富にあります。
抜染デニムはグラデーションが美しく、他のデニムにはない風合いが楽しめるのも魅力。
とくにインパクトのある映えコーデに仕上げたいときや、周りとは違うストリートコーデを試したいときには、抜染デニムが大活躍します!
ストリートに着こなすデニムジャケットコーデ7選
デニムジャケットはストリート系のメンズコーデとも相性抜群で、他のアイテムとの組み合わせによって、いろんな楽しみ方ができます。
そこで、これまで紹介してきたデニムジャケットの選び方や、着こなしのポイントをおさえた上で、実際のデニムジャケットコーデをみてみましょう!
インナーにホワイトを差してレイヤードを楽しむ
デニムジャケットをストリートに着こなす鉄板テクニック、レイヤードを使ったメンズコーデです。
ブラック系のデニムに白のインナーを差し込み、胸元や裾から色を見せてコントラストを強調しています。
デニムジャケットを使ってレイヤードを楽しむ際は、あえて丈が長めのインナーをチョイスするのがポイント。
ただ、インナーの丈があまり長すぎるとバランスが悪くなるので、デニムジャケットの裾よりも長くなりすぎないインナーを選びましょう。
オーバーサイズデニムジャケットに太めのパンツをあわせたラフスタイル
上下オーバーサイズのアイテムを使ったメンズコーデは、ストリートの王道シルエット。
ラフなスタイルがストリートらしく、ブラックデニムを選ぶことでクールな印象に仕上げています。
オーバーサイズのデニムジャケットは、太めのパンツor細めのパンツのどちらにも対応できるので、1枚持っておくと活躍すること間違いなしです!
カーキのパンツと合わせたミリタリースタイル
こちらはボトムスにワイドカーゴパンツを合わせた、ミリタリーなメンズコーデです。
男らしいさを前面に出せるデニムジャケットとカーゴパンツは相性抜群で、上下どちらもゆったりとしたシルエットにすることでトレンド感も◎
オーバーサイズのデニムジャケットは重ね着しやすいので、季節にあわせてインナーの厚みを変えると長く楽しむことができます!
デニムジャケット×パーカーの王道ストリートコーデ
デニムジャケット初心者は、まず王道のストリートコーデから始めるのがおすすめです。
こちらの画像のように、デニムジャケットandデニムパンツにシンプルなパーカーを合わせるだけでOK!
鉄板の組み合わせなら、はじめてデニムジャケットを購入したメンズでも簡単にカッコいいコーデが作れます。
ブラックデニムやインディゴデニムのように濃い色のデニムには、インナーのパーカーを白で差し色にすると◎
デニムジャケット×ジャージのスポーツミックスコーデ
おしゃれ上級者感が漂うこちらのメンズコーデは、デニムジャケットにジャージパンツを合わせたスポーツミックスな着こなし。
デニムジャケットの重厚な印象を、ジャージパンツの軽やかさが程よく調和してくれていますね。
ジャージパンツにさりげなくロゴ柄が入っているところも、こなれた印象を与えるおしゃれポイントです。
最近ではジャンルを超えたミックスコーデがトレンドなので、ぜひチャレンジしていただきたいメンズコーデとなっています!
デニムジャケットに迷彩柄パンツを合わせたヴィンテージコーデ
デニムジャケットは、世界大戦による物資不足でパーツを少なくしたり、デニムブラウスから作り替えたりと、さまざまな時代を乗り越えてきたタフなアイテム。
そんなデニムのタフさと迷彩柄パンツは、見た目だけでなくアイテムの背景までマッチしている感じがしますよね。
それぞれの歴史を知った上でリンクするアイテムを選ぶと、大人メンズの奥深さがさらに表現できるはずです!
オールブラックコーデにスプラッシュデニムジャケットを羽織って前衛的なコーデ
全身を黒で揃えたオールブラックコーデに、ペンキが飛び散ったようなデザインのデニムジャケットを合わせたメンズコーデです。
こちらの画像のようなインパクトが強いデニムジャケットでも、細身のカーゴジョガーパンツを組み合わせるとバランスがよく好印象。
デザイン性の高いデニムジャケットは、1枚羽織るだけでメンズコーデを格上げしてくれるアイテムなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
ストリートコーデに欠かせないデニムジャケット定番ブランド
デニムジャケットは、日本のメンズファッションに古くから取り入れられ「Gジャン」とも呼ばれてきました。
そんなデニムジャケットを扱うブランドは世界中にたくさんあり、どのブランドのデニムジャケットを選べばよいのか、悩んでしまいますよね。
ここからは、ストリートコーデにぴったりなデニムジャケットを販売している、定番のカジュアルブランドを一挙にご紹介します!
リーバイス
アメリカのジーンズブランドのリーバイスは、「デニムといえばリーバイス」といえるほど”ド定番”のブランド。ジーンズの始まりは、リーバイスの創立者リーヴァイ・ストラウスから始まりました。
デニムパンツはもともと金鉱で働く労働者のために作られた作業着でしたが、徐々にファッションアイテムへと変化。インディゴで染められたブルーと摩擦にも強いタフさ、そしておしゃれを兼ね備えたデニムの原点ともいえるブランドです。
リー
リーは、リーバイスと同じくアメリカ発のジーンズブランド。リーバイスと同じ1800年代からデニム生地を使ったアパレル商品を販売し、「ラングラー」と合わせて『デニム3大ブランド』とも呼ばれています。
暗めから明るめまで幅広いデニムジャケットを展開しており、シルエットや丈感もさまざま。カジュアルはもちろん、上品な雰囲気に仕上げることもできる定番デニムを扱っています。
Needles
Needlesは、独特なデザインがクセになる日本発のブランドです。世界各国でバイイングに携わってきたデザイナー、清水慶三によって1995年にスタートしました。
シーズンによってテーマが変わり、世界中さまざまなルーツをもつアイテムを展開。おしゃれ上級者からの人気も高く、シンプルなデニムジャケットからデニム・オン・デニム、総柄デニムジャケットなど、楽しみ方の幅が広がる多彩なラインナップとなっています。
WIND AND SEA
WIND AND SEAは、東京発のストリート系アパレルブランドです。トレンドとユースカルチャーを融合し、ジャンルを超えたブランドコラボも活発。
シンプルながらもデザイン性の高いアイテムが多く、おしゃれ上級者から有名人までファンの多いブランドでもあります。そんなWIND AND SEAのデニムジャケットは、「SEA」と書かれたロゴが印象的。デニムジャケット以外にデニムシャツも展開しています。
WACKO MARIA
WACKO MARIA(ワコマリア)は、ラテン語で「ヘンテコなマリア」という意味の言葉で、2003年に創立された日本のファッションブランドです。デザイナーは、なんと元サッカー選手として活躍していた2人。
独特なクセが魅力で、「ちょいワル」なルード系のメンズコーデにぴったりなブランド。男らしい武骨さを感じさせるアイテムが多く、ストリートファッションに最適なデニムジャケットも揃っています。
Supreme
Supremeは、アメリカ発のスケボーファッションブランドです。もともとスケボーファッションから登場しているため、ストリートスタイルとの相性も抜群。
Supremeではデザイン性の高いデニムジャケットを多く展開しており、「人とは違うファッションを楽しみたい」というメンズの強い味方です。
visvim
visvim(ヴィズヴィム)は、日本発アメカジ系のアイテムを扱うファッションブランドです。個性あふれるデザインのアイテムが多く、世界中から注目を集めるほどの人気ぶり。
もともとシューズを販売していたブランドですが、現在ではウエアや小物も展開するトータルブランドとなっています。デニムパンツやデニムジャケットも人気が高く、シルエットやデザイン、加工にもこだわりを感じるアイテムが見つかるはず。
OFF-WHITE c/o Virgil Abloh
OFF-WHITE c/o Virgil Abloh(オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー)は、ヴァージル アブローによって、2013年に設立されたイタリアのアパレルブランドです。
グローバルな視点からのデザインやトレンドを発信しており、ストリートスタイルをハイファッションに昇華。アクセントの効いたデニムジャケットを多数展開しています。
メンズのデニムジャケットコーデまとめ
今回は、デニムジャケットの選び方や着こなしのコツ、実際のメンズコーデを紹介しました。
デニムジャケットは使い勝手のよいアイテムですが、合わせ方によって「オタクっぽさ」や「ダサさ」が強調されてしまうので注意が必要してくださいね。
本記事をしっかり読んでくれたメンズの皆さんなら、きっとデニムジャケットをおしゃれに着こなせるはずです!
本記事の内容を参考におしゃれなデニムジャケットをゲットして、さらにカッコいい大人メンズを目指しましょう。
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